未解決事件として有名な府中三億円事件。
府中三億円事件といえば誰も傷つけずにわずか3分という短い時間であっという間に三億という大金を強奪してしまった事件です。
時代もありかなりヒーロー視されたという話もありますよね。
そんな府中三億円事件の犯行場所はどこなのでしょうか?
「府中三億円事件の場所は?車が発見されたのはどこ?」と題しまして、府中三億円事件の犯行現場の場所を調査してみました。
府中三億円事件の場所は?
三億円事件の犯行場所は、府中刑務所のすぐ横の通りになっています。
地図では黄色の印にしてあります。
府中刑務所は現在高い壁でおおわれていますよね。
府中刑務所の壁沿いで白バイを装った犯人が車を止めます。
12月10日、東芝府中工場の従業員のボーナスを支給するために三億円ものお金を車で運んでしました。
三億円ですが現在の価値に直すと20億円だそうです!
現代では考えられませんが、昔は給与もボーナスも手渡しの支給だったので大金を運んで動かすのも普通の出来事だったんです。
今はすべてオンラインで行われますよね。
この道はいつも給与を運ぶのと同じ道だったんだそうですよ。
日本信託銀行から東芝府中工場へとボーナスを運ぶたった10分ほどの道のりの途中で事件は起こりました。
三億円事件の犯行車両の乗り捨て場所は?
黄色のポイントが三億円事件の犯行現場で、乗り捨て場所は赤のポイントになります。
未解決事件として有名な三億円事件ですが、今では犯行がありその後車の乗り換えるというのは割と当たり前に考えられる行為だったのですが、当時はそれが想定されませんでした。
なので、犯行に使われた車をしばらく警察は探していたんですね。
他県に逃げる可能性も加味して、首都圏完全包囲状態に!
一斉検問を行ったものの、犯行車両は見つかることはありませんでした。
それもそのはず、実は犯行車両は犯行現場からわずか600mしか離れていない国分寺跡のそばにある竹藪に乗り捨ててあったんですね。
乗り捨てられた車には、ジェラルミンケースもなくなっており、別の車両の跡と無数の足跡を発見しほかの車に乗り換えて逃走したことがわかりました。
車種不明のまま一斉検問を続けるものの大渋滞が発生し、警察は泣く泣く検問をやめたそうです。
逃走車両が発見された場所は?
逃走車両が発見されたのは多摩地区の団地内。
地図上では緑の部分らへんだと過去のTV番組で放送されていました。
かなり近くにあったのになんと見つかったのは4か月後だったというから驚きです。
どうやら、ちょうど色々変わっている時代で周りのことを気にかけないという時代の始まりだったこともあり、団地の住民も一切その車両があることに気が付かなかったそうです。
現在だとちょっと信じられませんが、当時は団地の人なら誰でも車を止めてよいということもありかなり発見が遅れてしまったようですよ。
ジェラルミンケースも積んだままの発見となりました。
府中三億円事件の場所は?車の発見場所はどこ?まとめ
誰も傷つけなかった府中三億円事件。
犯行場所も、乗り捨て場所も、逃走車両の乗り捨て場所も本当に考えられないくらい近場で行われていました。
今でこそ、外にはカメラがついていたり足取りを追うのはかなり楽になったのでしょうが、当時は無線すらもない時代。
犯人の確保も難しかったのでしょうね。